チェリーだより

「甘えさせる」と「甘やかす」の違いって?

ママ(パパ)に抱っこを求めたり、「見て見て!」としつこく話しかけてきたり、わがままを言って駄々をこねたり、グズってママを困らせたり・・・。これはみんな、子どもが親に「甘えて」いるサインです。子どもは親に甘えを受け入れてもらいながら、「自分は愛されている!」「自分は大切な存在なんだ!」「生まれてきてよかった!」と感じます。子どもは甘えることで、自分の存在価値や親の愛情を確認しているんですね。

甘えていい時期に甘えることができた子は、自分に自信を持って自立していきます。逆に、小さいときに十分に甘えさせてもらえなかった子は、様々な問題を抱えてしまうことも多いのです。

時々、「甘えさせる」のは「甘やかす」ことだと勘違いしている人がいますが、この二つは全く違います。「甘やかす」というのは、子どもが自分できることをさせなかったり、我慢しなければならないことを我慢させなかったり、要求(特に物質的な)をすぐに受け入れてしまうことです。「甘えさせる」というのは、子どもがスキンシップや助けを求めてきたときや、寂しかったり不安だったりするときに、やさしくしっかり応えてあげることです。抱っこしたり、見てほしいものを一緒に見たり、わがままにも「~がしたいんだね」と気持ちをくみつつ「でも~だからダメなんだ」となだめたり、グズグズにもしばらく付き合ってあげたり・・・。

たくさん甘えさせてあげて、自分に自信の持てる子どもに育ってほしいですね♪

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