チェリーだより

♫ほめ方のコツ♫

子どもは、「叱るよりもほめた方がよく育つ」と言われます。でも、「ほめる」ことがなかなかできないという方も結構いらっしゃいます。今回は、「ほめ方」のコツを3つお伝えしたいと思います。
①「出来ないところ」より「出来ているところ」に目を向けること。子どもは完璧に出来なくて当たり前。毎回出来なくて当たり前。失敗するのが当たり前。この当たり前を意識して、出来ないところは「仕方ない」、出来たところは「すごいね」「えらいね」と言ってみましょう。
 例)片付けが途中まで ←「片付けようとしたんだね。えらかったね」
②「がんばれ」ではなく、「がんばってるね」と声をかけること。やり方がちょっと違っても、あんまり上手にできていなくても、それでも‘やろうとしている’子どものがんばりをほめましょう。「よくやってるね」「いいぞ」とがんばってる時に声をかけるのがポイントです。
③「ありがとう」と口に出して言うこと。お手伝いをしてくれた時はもちろん、今日の出来事を話してくれた時、喜ばせようとしてくれた時、何か心配してくれた時、などなど。「ありがとう」と言われると、誰でも嬉しくなりますよね。「ありがとう」は、子どもの自己肯定感を育てる魔法の言葉です。
 ほめることは、子どもをやる気にさせ、望ましい行動を増やします。また、ほめてくれる人との関係もぐんと良くなります。親としてがんばっていると、ついつい叱る方が多くなってしまいがちですが、ちょっと意識して「ほめる」機会を見つけてみてください。ほめた方も心がちょっと和むかもしれません。

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