チェリーだより

健康でいること

3月から4月は卒業や入学式があり、子どもの成長を感じる時になりますね。
 ある小学校で、担任の先生が卒業する子どもの保護者の方に送った言葉です。
 「みなさんの子ども達は夢を持って大きく羽ばたこうとしています。その夢を実現させるためにも保護者の皆さんは健康でいてください」。
先生がいう「健康でいる」ことには2つの意味があります。子どもが夢を実現するためには、心身ともに健康な親の支えが欠かせないということ。もう一つは、子どもが将来夢を実現した時、その喜びを一緒に分かち合うために、親は健康でいなければならないということです。親も子も健康でいることが、何より明日への確実な一歩につながるのです。
 健康でいるとなかなか気づけないことですが、健康でいられることが決して当たり前のことではないことを、時々でいいから、心に留めたいものですね。
 病気や不慮の出来事で、卒業や入学を迎える事ができなかった子がいます。同時に、卒業や入学という人生の節目を迎えた子どもの笑顔のそばにいることが叶わなかった親もいます。晴れの日を迎えた喜びを感じる日に、心の片隅でいいから、思いを馳せたいですね。
「いってきます」「いってらっしゃい」を言える毎日のあたりまえが、幸せなことのひとつに数えてみてはどうでしょうか。

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