チェリーだより

「なんで?」よりも「どうしたの?」

○○ってなあに?」「なんで~なの?」子ども達が身の周りの世界に興味関心を広げる頃、 おうちの方がたくさんの“なんで?”に答えてくれています。子ども達はひとつひとつの答えを自分の体験と結びつけながら、どんどん世界を深めていく、大切な時期の微笑ましい光景だなと感じます。
 では、大人が“なんで?”と使う時はどうでしょうか?子どもがコップの飲み物をこぼしてしまった時、遊んでいたおもちゃを壊してしまった時…「なんでそんなことしたの!?」「何をやっているの?」とついつい口にしてしまうことはありませんか?そこに至るまでの間に子どもには子どもなりの理由があるのですが、その瞬間は後片付けまでの手間が頭に浮かんでしまい、“なんで”が失敗行為をとがめるような聞き方になってしまうことが多いのです。そんな時は、大きく息を吸ってはいて、一呼吸おいてから「どうしたの?」と尋ねてみてください。気持ちを聞いてもらえるんだとお子さんも安心できますし、「あのね…したかったの」と話してくれたら、次はどうすればいいかを教えてあげられるきっかけにもつながります。
 チェリーでは日々の関わりのちょっとしたヒントなどもお伝えしていますので、おやこ交流の広場『ハピネス』等、ぜひ遊びにいらしてみてくださいね。

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